柑橘類果皮天然シトラスオイル配合 人に優しい・環境に優しい 常温・全天候型道路補修材(VOCゼロ環境対応型) オレンジパッチは、アスファルト舗装の補修のために開発されたVOCゼロの画期的な特殊常温合材です。
オレンジパッチの特長
Features人体や環境に優しい植物性油及び柑橘系果皮オイルを使用
- 揮発性有害物質を含まず、土壌汚染、地下水汚染、大気汚染をしません。
- 人体に触れても健康に無害です。
従来型常温舗装材には流動性を持たせるために揮発性有機溶剤(主にトルエン、ディーゼル、ベンゼン)が加えられています。 施工後、この溶剤が揮発して舗装材が固化しますが、この時大気中に発散した溶剤蒸気が人体及び地球環境に悪影響を及ぼします。 オレンジパッチはこの揮発性有機溶剤の代わりに、人体や環境に無害の植物性油及び柑橘系果皮オイル(シトラス)を使用しています。
優れた施工性
Workability施工性
プライムコート、タックコートの下準備は必要ありません。激しい交通量の道路でも補修後直ちに開放し、通過車両によって転圧され補修完了します。
全天候型
全天候型で、雨の中や水溜りの激しい条件下でも使用できます。また、VOC(揮発性有害物質)を含んでいませんので、雨の日の施工でも安心して使用できます。(用水路、水田へのVOCの流出がないため)
優れた耐摩耗性、抜群の耐久性
タイヤに付着しません。反剥離材の硬化により強力な結合力を発揮するパッチ材で、長期に渡る転圧で、さらに硬化強度を増加させます。
長期保存が可能
袋詰めのため、長期保存が可能です。
オレンジパッチの使用目安
Suggested Use of the Orange Patch寸法(縦×横×深さ)50×50×4cm 使用量 1袋(20kg)
従来型常温合材のVOCが
環境に及ぼす問題点
Problems with conventional models
土壌地下汚染
VOCは水に溶けにくく、水より重く粘度が低いため地下に浸透する速度が速く、地下の深いところまで浸透し、土壌及び地下水を汚染します。
大気汚染
光化学オキシダントの主な原因で光化学スモッグを発生します。
人体に有害
VOCの中には肝臓や腎臓、中枢神経に障害を起こすほか、極微量でもがんを引き起こすものもあり、使用には細心の注意が必要です。
浮遊微粒子状物質(SPM)の原因
VOC大気中の反応によって光化学スモッグや浮遊微粒子状物質(SPM)を生成します。この微粒子が呼吸器への沈着によって悪影響を及ぼします。
オレンジパッチの安全性の評価
Evaluating the Safety of the Orange PatchオレンジパッチはVOCゼロの特殊常温合材です。 オレンジパッチは環境省の定める土壌および地下汚染基準に適合しており、ベンゼンやトリクロロエタンなどの重大な健康被害を及ぼすことのある有機溶剤が出ることがないので安心して降雨時、及び農道で使用できます。
4つのタイプの補修材の、
強度と仕上がりの滑らかさの比較
Strength vs Surface smoothness
オレンジパッチ:強度、仕上がりともにバランスが良い。
オレンジパッチ細密型:細骨材を使用しているので、仕上がりが滑らか。
オレンジサブパッチ:オレンジパッチと比較すると強度が弱いが、低価格。
サイトパッチ(ベンガラ色):ベンガラ色のカラータイプ。
施工手順
Construction procedure- 1.施工箇所確認
- 2.補修場所採寸
- 3.オレンジパッチの準備
- 4.補修個所にオレンジパッチを充填します。
- 5.充填したオレンジパッチをスコップで均します。
- 6.スコップの背でオレンジパッチを転圧します。
- 7.補修後直ぐに車両の通過が可能です。通過車両の転圧で強度が増強します。
- 8.施工完了
施工箇所事例
- アスファルト舗装の亀裂
- ポットホール
- わだち
- 橋梁のジョイント部
- マンホール周り舗装陥没部の補修
- 水道・ガス・電話・小規模工事の復旧
- 防護柵・標識・照明灯等の舗装復旧
- 工場構内・駐車場の穴等の整備
施工例
Construction example- ポットホールの補修
- 踏切の補修工事に※施工後5年
- マンホールの段差修正
- オーバーレイ
- 段差修正
- カラータイプもあります