複合ゴム構造で実現した
橋梁の伸縮対応の隙間止水材
橋梁地覆隙間部からの雨水などの浸入防止を目的とした隙間止水材。 復元性の高いスポンジゴムと地覆部との接着性を高めるネオプレーンゴムとの複合構造です。
ジョイント「繋」はNETIS(新技術情報提供システム)に登録された技術です。
NETIS登録番号:QS-180020-A
ジョイント繋(つなぎ)の特長
Features従来技術の問題点を払拭
従来の止水工であるシール材の使用は止水効果はあるが、橋梁の伸縮には対応しておらず、施工後、2年~3年程度で亀裂が入り、水などの侵入が発生していました。 ジョイント「繋」は復元性の高いスポンジゴムと地覆部との接着性を高めるネオプレーンゴムとの複合構造で、従来工法の問題点を解決できる工法です。
施工時間の大幅短縮
従来のシーリング材による地覆部止水工に比べ、ジョイント繋工法では50%の施工時間短縮が可能となりました。
経済性の向上
従来のシーリング材による地覆部止水工で必要だったバックアップ材・プライマーの用意や施工時間がカットされることで経済性が向上します。
優れた耐久度
施工から4年7ヶ月後の追跡調査を行いました。いずれも従来の機能を維持しており、継続使用が可能な状態です。
2015年7月施工時
2020年1月撮影
2015年7月施工時
2020年1月撮影
施工手順
Construction procedure- 1.接着面の清掃
- 2.ジョイント繋設置
- 3.地覆部設置面とジョイント繋の間に接着剤を注入
- 4.設置完了
施工実績
Construction Results施工年月 | 都道府県 | 事業所 | 橋梁名 | 遊間(mm) | 設置数量(箇所) |
---|---|---|---|---|---|
H26.3 | 熊本県 | 熊本市 | 合志橋 | 30 | 4 |
H26.3 | 熊本県 | 熊本市 | 白富士跨線橋 | 40 | 8 |
H26.3 | 熊本県 | 熊本市 | 第八橋 | 20 | 2 |
H26.7 | 熊本県 | 玉名地域振興局 | 大浜橋 | 40 | 17 |
H27.2 | 熊本県 | 益城町 | 芦原橋 | 30 | 8 |
H27.2 | 熊本県 | 益城町 | 平島橋 | 30 | 6 |
H27.5 | 熊本県 | 上益城地域振興局 | 小谷橋 | 40 | 8 |
H27.5 | 熊本県 | 上益城地域振興局 | 畑中橋 | 40 | 10 |
H27.5 | 熊本県 | 熊本市 | 平成大橋 | 40 | 8 |
H27.5 | 熊本県 | 熊本市 | 中無田橋 | 30 | 4 |
H27.5 | 熊本県 | 熊本市 | 新山新川橋 | 20 | 6 |
H27.5 | 熊本県 | 益城町 | 広崎橋 | 20 | 8 |
H27.5 | 熊本県 | 益城町 | 五楽橋 | 20 | 4 |
H27.6 | 熊本県 | 球磨地域振興局 | 境目橋 | 40 | 10 |
H27.10 | 熊本県 | 県南広域本部 | 新萩原橋 | 20 | 4 |
H27.10 | 熊本県 | 宇城地域振興局 | 中野瀬橋 | 30 | 6 |
H27.11 | 熊本県 | 球磨地域振興局 | 第三平畑橋 | 20 | 4 |
H27.11 | 熊本県 | 玉名地域振興局 | 不知火跨線橋 | 40 | 8 |
H27.12 | 熊本県 | 宇城地域振興局 | 松橋跨線橋 | 20 | 4 |
H28.8 | 熊本県 | 芦北地域振興局 | 芹谷橋 | 40 | 8 |
H29.8 | 京都府 | 宇治市役所 | 宇治橋 | 40 | 8 |
H29.12 | 鹿児島県 | 出水市役所 | 松本橋 | 40 | 8 |
H30.2 | 山口県 | 山口市役所 | 小丸山橋 | 40 | 6 |
H31.3 | 神奈川県 | 大和市役所 | 目黒橋 | 40 | 4 |
R2 | 大阪府 | 堺市役所 | 堺駅前歩道橋 | 100 | 10 |
R2 | 愛媛県 | 八幡土木事務所 | 流田川橋 | 80 | 4 |
R2 | 愛媛県 | 八幡土木事務所 | 榎橋 | 80 | 4 |